ワールドゲームズ16日開幕、馬・総統が開会宣言へ
オリンピックに採用されていない種目を集めた世界的なスポーツ大会で「第二のオリンピック」とも呼ばれるワールドゲームズ第8回大会が16日、台湾南部の高雄で開幕する。台北時間夜7時半に始まる開幕式では、台湾の特色を前面に押し出した様々なプログラムが披露される。開幕式は三部構成。台湾の子供たちによる開会宣言に続いて始まる第一部「フォルモサ」では、中華民国台湾の人間国宝とされる84歳の舞踏家、李彩娥さん演出の台湾の大自然を再現したダンスと原住民族による伝統舞踊で海洋国家としての台湾を表現する。第二部「全ての人々の幸せを祈る」ではレーザー光線と花火を駆使し、台湾のお祭りを再現。第三部「パワフル台湾」では、ウルトラマラソンで有名な台湾の林義傑さんが登場、海外華僑の舞踏家と共に、海洋都市・高雄をイメージした演目が繰り広げられる。また、日本のテレビドラマ『白い巨塔』の主題歌「アメイジング・グレイス」の歌い手として知られるニュージーランド出身のヘイリー・ウエステンラさんが歌声を披露するほか、およそ3000発の花火ショーも行われる。開幕式には馬英九・総統も駆けつける予定で、セレモニーの全行程は中華民国台湾の国営テレビ・公共電視台で放送され、衛星を通じて世界各国にも配信される。また、高雄ワールドゲームズのオフィシャルホームページ上でもインターネットを通じて同時中継。ワールドゲームズ開幕式は台北時間夜7時半から10時まで。(日本時間夜8時半から11時まで)なお、国際ワールドゲームズ協会のは、馬・総統が「総統」として開会宣言することに同意。高雄市の陳菊・市長は、北京当局が広い心で受け入れるよう期待した。北京当局は「中華民国」も「中華民国総統」の存在も認めていない。北京当局の反応と、馬・総統の開会宣言の内容が注目される。(台湾報道網)
「高雄世運博覧会」も開幕、秋田県からの団体が参加
7月16日~26日の11日間にわたって開催される世界規模のスポーツ大会「2009ワールドゲームズ高雄大会」の開催に合わせ、高雄市ではこの開催日よりも1日早い7月15日に「2009ワールドゲームズプラザ(高雄世運博覧会)」をスタートさせた。同博覧会は7月15日~26日の12日間にわたり高雄市の真愛碼頭(埠頭)と光栄碼頭で開催されるもので、真愛碼頭には各国文化パビリオンがあり、各国の文化の特色を紹介している。また、光栄碼頭では毎晩さまざまなイベントが用意されているほか、100あまりの屋台による有名都市のグルメも集め、本場台湾のさまざまな小吃(小皿料理)のほか、数多くの外国の味も楽しめるようになっている。7月15日夜には「博覧会開幕の夕べ」が光栄碼頭で開催され、陳菊・高雄市長、国際ワールドゲームズ協会(IWGA)のロン・フローリック会長、「財団法人2009世界運動会組織委員会基金会(KOC)」の劉世芳・常務董事(理事)、李永得・高雄市副市長、高雄市の姉妹都市である美国ポートランド市代表団、行政院体育委員会の代表、観光業者、賛助企業がこのイベントに出席した。陳菊市長は「『2009ワールドゲームズ高雄大会』は台湾の歴史上、初めての大規模な国際スポーツ大会であり、参加人数、規模も歴代のワールドゲームズの中で最大である。台湾の国民各位が最高の態度で、世界各地から訪れる人々を迎え、発展した国家の心温かさを示し友好を展開してほしい」と呼びかけた。このイベントでは、韓国の人気アイドルユニットT-MAX(ティー・マックス)が「博覧会開幕の夕べの」特別ゲストとして陳菊市長と共に開幕花火ショーを楽しんだ後、会場となっている光栄碼頭で野外コンサートを行ったほか、高雄市と姉妹都市であるポートランド市のジャズバンドや、秋田県の太鼓演奏などが披露された。(台湾報道網)
高雄県政府は「2009ワールドゲームズ高雄大会」会場への無料シャトルバスを運行
7月16日~同26日に「2009ワールドゲームズ高雄大会」が台湾南部都市、高雄で開催されるが、同大会に参加する選手や観戦客の利便性を図り、さらには高雄県を広く知ってもらうために、高雄県政府は7月17日~同26日の同大会の競技開催期間中、試合シャトルバス、および試合関係者への1日観光無料バスを運行する。同大会ではアーティスティックローラースケートが21日と22日に、インラインホッケーが23日~26日に大樹郷にある義守大学体育間で行われ、オリエンテーリングが18日と19日、フィールドアーチェリーが24日~26日に鳥松郷の澄清湖観光区で行われ、23日と24日に鳳山市にある高雄県立体育館で武術が行われる予定である。高雄県政府交通処では、一般の人々が各試合を観戦する際の利便性を図るため、高雄汽車客運(バス)公司と協議し、「台湾新幹線の左営駅―義守体育館」路線の無料シャトルバスを1時間に1本運行し、多くの人々がこのバスを利用して試合会場を訪れ選手たちを応援するのを歓迎している。また、同大会で高雄を訪れた外国人に高雄県を知ってもらうために、高雄県政府は同様に高雄汽車客運(バス)公司と協議し、大会期間中に1日観光の無料バスを運行し、同大会参加のすべての外国人選手および審判員は2人まで同伴で、無料乗車できるようにした。この観光バスのルートは澄清湖観光区、大樹郷旧鉄橋湿地生態公園、仏光山、旗山、美濃などの有名観光スポットを回るもので、この観光バスには外国語専門の観光ガイドが同乗し、乗客と共に全行程を回ることになっているほか、高雄県の四季を紹介した英語版の旅行雑誌をも1冊ずつ贈呈する予定であるが、1回の参加人数は40名に限定される。(台湾報道網)
馬・総統:戒厳令の元凶、両岸関係を改善せよ
1987年7月15日に戦後の台湾で長らく施行されていた戒厳令が解除されてから、15日で22年。馬英九・総統は15日午前、台北市内で行われた戒厳令期に無実の罪で投獄・処刑などされた「白色テロ」の被害者を追悼する式典に出席、「このような歴史を再び繰り返してはいけない」と強く訴えた。馬・総統は、「戒厳令が敷かれた背景には国民党と中共の内戦があった。現在、台湾で戦争が起きる唯一の可能性は中国大陸との関係にあり、我々はあらゆる手立てを尽くして二度と戦争が起こらないようにしなければならない。被害者や遺族の苦痛を再び繰り返してはならず、そのためには戒厳令を生み出した大元の原因を取り除かなければならない」と述べ、平和追求のためには中国大陸との関係改善が不可欠だと説明した。同時に、中国大陸と接触することは中華民国の主権や台湾の尊厳を犠牲にすることではないと強調。挨拶に立った遺族代表は、「政府は白色テロ被害者の余生により関心を払い、彼らの生活を助けて欲しい」と訴え、馬・総統は被害者や遺族への補償についても全力を尽くす考えを示した。(台湾報道網)
1995年以降出生の人、義務兵役なくなる
中華民国台湾では現在、健康な男性が満18歳になった翌年元旦から一年間の兵役に就く義務が発生する。(入隊時期は国軍の状況による)しかし、国防部では全面的な志願制への移行を決定しており、2014年には徴兵制を全廃することが予定されている。国防部はこのたび、1995年以降に生まれた人は兵役義務対象外とすることを確定。兵役全廃後は4ヶ月間の軍事訓練のみが課されることに。立法院外交および国防委員会所属の帥化民・立法委員は、「若者の将来計画のためにももっと早く決定すべきだった」と述べ、徴兵制全廃を強く支持する一方で、4ヶ月の軍事訓練義務については「断固維持すべき」と強調した。
野党・民進党は「4ヶ月のみの軍事訓練では国防に影響が出る。国軍は将校の人数を増やすべき」と主張。(台湾報道網)
馮・駐日代表、日本にさらなる交流促進呼びかけ
中華民国の駐日本大使に相当する馮寄台・駐日代表は15日、『産経新聞』で「最も信頼に値する国は日本」と題する文章を発表。馮・駐日代表は、両国の国民は互いに相手国に対し好印象を持っていること、馬英九・総統は今年を日本との「特別パートナーシップ促進年」と位置づけていることなどを挙げ、共に両国の交流を促進しようと日本の人々に呼びかけた。馮寄台・駐日代表は、「小学校時代を日本で過ごしたものの、外交官として日本に関係する仕事は今回が初めてで当初は大変緊張したが、赴任から10ヶ月が過ぎ、台湾と日本は文化的にも生活習慣や考え方でも非常に近いものがあると再発見した」と自分自身の日本に対する印象を率直に語った。また、現在の両国関係について「正式な国交は持っていないが相互の国民感情は非常によく、大変密接な関係にある」と評価。中華民国の大使館に相当する台北駐日経済文化代表処と、日本の対台湾窓口機関・交流協会が先ごろ相次いで行った民意調査によれば、双方の国民は相手側に対し極めて友好的で好印象を持っているという結果が出ている。馮・駐日代表はこれを踏まえ、緊密な貿易関係や、相互の人的往来が年間でのべ250万人を超えている事、また今月末にも開設が予定されている中華民国台湾の駐札幌代表処なども例に、「こうした良好な基礎の上に、両国関係を更に一歩進めよう」と日本の人々に呼びかけた。(台湾報道網)
台湾の高校生以上の学生:最も友好的なのは日本
財団法人金車教育基金会は6月初旬に、台湾全域の7箇所で高校生以上の学生を対象に意識調査を実施。その中で、「台湾に最も友好的な国・地域は」との問いに対し、日本と答えた人が44.4%でトップだった。同調査項目で日本がトップになるのは三度目。二番目に友好的とされたのは41.6%のアメリカ、次いで、アフリカの友好国。また、台湾の経済貿易分野での発展において重要な国・地域についてはトップがアメリカ、次に中国大陸が続き、日本は三番目だった。なお、「非友好的な国・地域」については中国大陸が82.9%でトップ、続いて、韓国、アメリカとなり、馬英九政権発足後に進んでいる台湾海峡両岸関係改善の一方で、若者は中国大陸の友好的態度を具体的に感じていないことがわかった。いずれも複数回答可能で、2000件の実施のうち有効回答数1738、信頼度97%で標準誤差は3%。(台湾報道網)
日本向けパイナップルの輸出が増加
台湾南部の屏東県で、6月末、今年のパイナップルの対外輸出が全て終了。台湾随一のパイナップルの産地として知られる屏東県では毎年4月から6月に収穫期を迎える。日本は屏東産パイナップルの主要な対外輸出先となっており、今年は総輸出量1122トンのうち7割以上の793トンが日本に運ばれた。今年の日本向け輸出は昨年に比べて30%増加し、統計を取り始めて以来最高。屏東県政府農業処ではこれについて、県政府が支援してきた農家と輸出業者の協力や品質管理の徹底が進み、また今年は政府の安全検査承認を受けた商品の対外販売に特に力を入れたためではないかと分析。(台湾報道網)